2019年6月6日木曜日

Windowsクローン作成

HDDをSSDに交換する手順

クローン作成手順

①、PCにSSDをSATA USB変換アダプターを使ってUSB接続し、エクスプローラにあるPCを右クリックし管理を開く


②、コンピュータの管理が開くので、記憶域のディスク管理を選択する。
すると未割り当てのディスクが 出てくるので、右クリックし新しいシンプルボリュームという項目をクリックする。

③、全て次へでOK

④、easeUS Todo backup homeをダウンロードしインストール
試用版と出て来るが気にせずインストール

⑤、SSDとの交換前後でベンチマークしてみた。使ったソフトは CrystalDiskMark。図1が交換前のHDDのときのアクセス速度。図2が交換後。結果の見方はこのサイトを参照。シーケンシャルアクセスで約2.5倍、ランダムアクセスで約60~70倍という結果であった。


図1変える前

                    図2変えた後


Seq Q32T1シーケンシャルアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread)、ブロックサイズ512KB
4KiB Q8T8シーケンシャルアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと8 Queues、8 Thread)、ブロックサイズ4KiB
4KiB Q32T1ランダムアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread)、ブロックサイズ4KiB
4KiBランダムアクセス、シングルキュー&シングルスレッド、ブロックサイズ4KiB

  • シーケンシャルアクセス:連続した領域に読み込み、あるいは書き込むこと。
  • ランダムアクセス:ランダムな領域に読み込み、あるいは書き込むこと。
  • マルチキュー:ネイティブコマンドキューイング(NCQ)に対応している場合に、複数のコマンドのキュー(命令の待ち行列)が入っていても処理できる。
  • マルチスレッド:複数の処理の流れを並行して進めることができる。

問題点

 今回導入したSSDはSAMSUNGのV-NAND SSD 860 EVO SATA 6Gb/sである。容量は500GB。一方、交換したPC(ThinkCentre M90 Small 5485A9J)のHDDは250GBであった。そのため、クローン作製後、SSDの割り当て状況を見ると200GB以上が未使用で残っていた。管理ツールでボリュームを割り当てしようとしたができなかった。解決策として「大容量のHDDにクローンを作成後、元のHDD容量しか認識しない」や「120GBSSD→1TBSSDへの換装で、未割当て領域を割り振れない?」をやってみる。

解決

上記の方法で解決した。ただしパーティションを移動する必要があり、そのためにEaseUS Partition Master を使用した。

別方法での解決


1.上記②.で行った新しいシンプルボリュームの作成を実行せず、SSDがパソコンで正常に認識されているかだけを確認。

2.easeUS Todo backup homeでシステムクローンを作成する。

今回とは前回とは異なりシステムクローンでクローンを作っていく
図の今回の方をクリック。


3.OS移したいSSDを選択し左下の高度なオプションをクリック。


4.SSDに最適化にチェックをつけOK。

5.前の画面に戻るので実行をクリックし終了を待つ。

6.この方法を行うことにより管理ツールからボリュームの割り当てを行うことができる。

参考文献

CrystalDiskMarkの使い方とスコアの見方と目安

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