2019年1月11日金曜日

セルフモニタリングのための画像を用いた食事記録ツール:FoodLog

今回は「セルフモニタリングのための画像を用いた食事記録ツール:FoodLog[1]」を輪読した。

論文概要
 このアプリはスマートフォンでFoogLogと称するWeb利用の食事写真日誌とその食事バランスの推定のための画像処理記録である。従来の食事記録では画像の入力はなく、テキストのみの記録であった。FoodLogはスマートフォン上で稼働し写真を記録するとともに料理名、分量などより詳細な食事記録を行い、エネルギーの集計を行うものである。
 利用者が食事の写真を撮影し画面上の料理にタッチし、指定された領域に対してスマートフォン上で自動的に画像検索が行われる。次に、分量を指定して入力が終了する。

所感
 従来の食事記録はテキストのみの入力が大半だったのは記録の内容が質素だと思った。記録にその日の料理の写真があればどういうものを食べたのかテキスト情報よりも分かりやすい。自分で塩などの分量を決めるのではなく、FoodLogの中に料理の作り方を提案するとより精密なエネルギー量や塩分量などが分かるのではないかと感じた。

参考文献
[1]相澤清晴、小川誠:セルフモニタリングのための画像を用いた食事記録ツール:FoodLog. 情報処理. 56(2), 2015.

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